木のやさしさに包まれて、自然のありがたみを肌で感じる。家族の会話はいつもエコ。とても素適な暮らし方。
   株式会社松田建設                                 三重県桑名市の工務店です。

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2008鈴鹿木造塾・「北勢地域にとって県産材とは」の勉強会より


5月31日に、名阪森林パークで行われた勉強会に参加してきました。
NPO法人・緑の列島ネットワークの「近くの山の木で家をつくる運動」に参画し、「鈴鹿の森ネットワーク」
を組織している弊社にとっても、地域の方々と交流を深めることは、とても大切なこと。
顔の見える関係のなかで、今後も「地域材」を広めていきたく思います。

勉強会は、亀山市市民の森 自然環境アドバイザーである岡安様の講演と、ワークショップの形で行われました。
まず、「木材資源」という観点のお話のなかで、ここ数年来、ロシアと中国がキーを握ってきているとのことで、
ロシアから輸出するときにかける原木丸太の関税率は、2007年3月に6.5%だったものが、7月に20%、2008年
になって25%、2009年1月からは80%にもなるとのことで、もう、丸太の状態では、日本には入らなくなるだろう、
とのことです。資源をもった国が主導権を握り、自国で製品にしての輸出に変わってくるようです。
また、昨年は、中国四川省で大雪被害のため、大規模な森林が消失しており、また、オーストラリアの大干ばつ、
アメリカなどのエタノール需要の急激な増加にともなって、南米の森林が、小麦畑に変わってくる、等など、資源を
廻る情勢が大きく変わろうとしているとのことでした。
一方、国内や県に目を向けてみると、林業かが激減し、間伐や手入れが出来なかったために、荒れた山がいっぱい
あります。採算が合わないため、間伐してもそのまま置いておくしかない「切捨て」がいくらでもあるとのことでした。
昔は、間伐された県産材は、丸太足場や養殖いかだに使われるという需要があったとのことです。
また、県産材は、良質の柱を作るための高密度林業であるため、本来、間伐を何度も繰り返し、人の手を入れなけ
ればならないことも、今となっては、頭の痛いところとのことでした。
そして、北勢に行くほど、構造材として取れる材はほとんどないのが現状です。
森林という資源があっても、「木」を人が求めなくては何にも前には進みません。
森の木が活かされるよう必要なものを考え、また、木の良さを知って、木を使いたい人を増やす努力が必要です。
少しでも多くの人に、木に囲まれた心地よい空間に住めるよう今後も活動していきたく思います。